ほうれん草の大切さ。。。
私の若かりし20代の頃のお話です。
修理をさせて頂いた元請け様の所に、車を納めた時の事です。
その車に使用されている1つの部品がメーカー欠品の為、取り寄せで時間が掛かり、修理完了の納期が遅れてしまいます。
その事を前以って元請け様の従業員の方に報告しておきます。
この部品交換を除いて修理が完了した為、元請け様の従業員の方に連絡すると、
『部品の取り付けは、うちで作業するから納車してください。。。』
そう言われ、車を納めさせていただきました。
納品書を元請け様の社長さんの所に持って行くと、『修理、早かったね。。。お客様も喜ぶわ。。。』
と言われました。
私は、『取り寄せの部品が一つあるので、まだお客様にお返しは無理ですよ。。。』
とお伝えすると、社長さんは 『ハッ?うちの者、誰か聞いとる???』
私は、『メーカー欠品が判った時点で、OOさんに伝えてありますけど・・・』
社長さんは、『・・・。うちは従業員とのホウレンソウが出来とらんな!!!』
『ホウレンソウ・・・ですか???』
『そう!報告・連絡・相談で、ホウ・レン・ソウ。。。大人数だと私の耳まで届いて来ん!!!』
そう言われた事があります。
私はこの、『報・連・相』 (ホウレンソウ) という言葉が初耳だったので、その場面を今でもよく覚えています。
その頃は、『そっか!社長さんの会社は大人数やで従業員さんとコミニュケーションを取るのが難しいんやな~。。。大所帯の会社も難しいな~。。。その点、うちは少人数やで、『報・連・相』 は割と出来ている方かな???』
そんな風に思っていました。
ところが、違うんですよね。社長さんが言いたかった事は。。。
私は今、この 『報・連・相』 という言葉を教えて頂いた社長さんと同じ立場にいます。
お客様とのやり取りの中で納車日を決めます。納車日は約束事なので守らないといけません。
約束事を破ってしまうと、信用も破れてしまいます。
信用を無くすのは、たったの一瞬!!!無くした信用を取り戻すには、長い、長い時間が掛かります。
なので、そうならない様に従業員さんに納車日、段取りを伝えます。
従業員さんは言われた納車日を守る為、それぞれの車の作業の段取りを頭の中で組み立てます。
従業員共々、お客様からの信用を無くさないよう一丸となり仕事をします。。。
しかし、飛んだ邪魔が入ります・・・
今日はここまでにします。続きはまた明日。。。
亀山自動車板金塗装 修理 車検