平成26年度 『整備主任者技術研修会』 。。。
今日は朝から夕方まで 『整備主任者技術研修』 を受講して来ました。。。
『整備主任者』 とは、国が認めた自動車修理工場(認証工場)において、従業員の数により違いはありますが、その中の一人(または二人)が 『整備主任者』 にならなくてはいけません。。。
これは法令で定められている事です。。。
私の会社では、私が 『整備主任者』 。。。
年に1回、 『技術研修』 と 『法令研修』 に出席しなければならない規則があります。。。
『技術研修』 では、自動車における新技術の勉強をします。。。
今年度の学科研修では、 『運転支援サポートシステムについて』 。。。
実習研修では、 『エンジン電子制御装置の構造・機能及び点検整備』 についてです。。。
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普段の作業は立ったり座ったり歩いたり、時には走ったりと身体が動いていますが、技術研修は座学・・・
教室で講師が解説するお話を聞き、研修用の教科書と照らし合わせ、最新技術を学びます。。。
慣れない座学・・・ 居眠りをする受講生がチラホラ・・・
昼休みを挟んで午後からも座学・・・
午後の座学は1時間だけでしたが、居眠り受講生の多い事!!!
『整備主任者』 は、言わば 『会社の大黒柱』 という人材が多いと思われます。。。
私の様な経営者や、従業員さんの中でもベテランさん。。。
お客様に間違いや不具合の無い様にと、何かと気を張っての作業となるので責任や緊張感が付いて周っての作業です。。。
ですが今日は座って講師の説明を聞いているだけ。。。
普段の作業からは解放されます。。。
私も午後からの座学が、眠くて、眠くて・・・
気が遠くなりますが、何とか持ち堪えます。。。
座学は、辛い・・・
普段の作業の方が、断然マシです。。。
そんな座学の学科研修。。。
今回は、 『ダイハツ スマートアシスト』 『スズキ レーダーブレーキサポート』 についての研修です。。。
ドライバーの前方不注意による追突事故や、ペダル踏み違いによる事故の防止又は被害軽減をサポートするシステム。。。
ダイハツ、スズキの運転支援サポートシステムを簡単に言うと、レーザー光を前方に照射し、その反射光を検知する事で、先行車との車間距離や相対速度を認識し、コンピューターが作動する・・・ です。。。
このサポートシステムにより、命を落とさずに済んだり、損害車両の被害額が軽減されたり。。。
車のオーナーにとっては、良い事ばかりです。。。
ですが不謹慎ながら私達の仕事には、大きな影響が・・・
例えば、100万円掛かった修理費用が、この運転支援システムにより50万円の修理費用で損害車両が直る・・・
工賃仕事の我々の利益も、軽減されてしまいます・・・
車の1オーナーの私にも大変有り難い運転支援システムですが、商売目線で考えると・・・ ってところです。。。
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これからの時代、この運転支援サポートシステムは、どの車にも標準装備されて行くと思われます。。。
皆さんが次に買い替えるお車には、標準装備されているかもしれません。。。
そこで、研修用教科書に書かれてある注意事項を紹介です。。。
『安全運転義務』
◎ 運転者には、安全運転の責任、義務がある。。。
◎ スマートアシストに頼った運転は、絶対に行わない。。。
◎ スマートアシストは、運転者の判断を補助し、事故損害の軽減が目的。。。
◎ 運転手の前方不注意を防止したり、悪天候時の視界不良下での運転を支援する装置ではない。。。
◎ スマートアシストは、あらゆる状況で衝突を軽減したり、作動したりするものではない。。。
メーカーの逃げ道の様にも捉えれますが、ドライバーが安全運転を意識する事で、不運や不幸の虞を、より軽減してくれる素晴らしいサポートシステムです。。。
上手に付き合うと、頼もしいサポートシステムですね。。。
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