『T・T・A』 に訪問。。。
先日のお題 『ドラムブレーキO/H』 。。。
作業をお願いしてあるお店、柳津にある 『T・T・A』 さんから、作業の進み具合の連絡を頂きました。。。
それに伴い、新たな不具合箇所が発見!!!
部品を交換した場合のお見積りを提示して頂きます。。。
まだまだお付き合いをしたい 『私の宝物』 です。。。
行く行くは、息子に譲りたいとも考えているバイク。。。
まして作業をして頂いているのは私の絶大な信頼の置ける方、 『T・T・A オーナー 土田君』 です。。。
彼の持つ 『ヴィンテージバイクの知識、整備作業の腕』 には、一目を置きます。。。
彼が勧めてくれる修理内容や作業工程には何の不安や不信感も無く、全ての判断を土田君にお任せ出来ます。。。
私のバイクに対する気持ちも重々承知して頂いている土田君。。。
彼の判断は部品交換。。。
私は即答します。。。
そして昼休み、作業途中の段階ですが作業の進み具合と説明を受けに行って来ました。。。
2週間振りのご対面。。。
FrディスクブレーキASSYが取り外され・・・
すでに O/H(オーバーホール) されています。。。
ブレーキシューも新しいシューに交換済み。。。
これまでのシューは 『リベット締め』 でしたが、今回からは窯で焼く 『焼き付け』 で貼り付けて頂きました。。。
左のパーツ 『ブレーキバッキングプレート』 に右のパーツ 『ブレーキドラム』 を被せ蓋をし、Frスプリンガーに取り付けます。。。
ですが、今回の作業で新しく見つかった不具合箇所・・・
私のバイクに取り付いていた 『ブレーキドラム』 がこちら 。。。
『3桁―2桁』 の刻印があります。。。
『これ、当時のドラムかな~???』 の質問に、土田君は間髪入れずに 『そうです。。。 3桁から始まっているので当時のドラムですよ。。。少し新しいドラムは5桁から始まるんです。。。』
『へェ~。。。 そうなんや。。。』
『ですが亀山さん・・・ ここにクラックが入っているのが判りますか???』
土田君は指を指します。。。
『うわっ!!! クラック・・・』
『残念な事に、表までクラックが入っています・・・ このまま取り付けてしまうとクラックの微妙な段差で新しいシューが変摩耗してしまいます。。。 年式違いの新しいドラムになってしまいますが、交換をお勧めします。。。』
私は 『年式違いか~・・・ 66年前の純正部品やで勿体無いな~・・・ 鋳物熔接で、修理が出来んかな~???』 と考えますが当然、土田君も鋳物熔接で修理という案も考えた上で、交換と判断されたと思います。。。
全幅の信頼を置く 『メカニック』 の判断です。。。
『宜しくお願いします。。。』 と伝えます。。。
『きちんと微調整もしておきますからね。。。』 と言って頂けます。。。
そして・・・
RrドラムブレーキASSY も取り外され、O/H 。。。
こちらのシューも交換し、新しいシューも 『焼き付け』 で貼られています。。。
Rrブレーキは・・・
ブレーキシューと、こちらのスプリングの交換で済みそうです。。。
母国、アメリカから部品の到着待ちとなっています。。。
お預けしている間に、私が気になる部分の修理は完了していました。。。
左スロットルの進角を調整するワイヤーとハンドルスパイラルチューブの動き、それに伴うタイマーの動き・・・
固くてスムーズに動かず、診て貰いました。。。
簡単に言うと・・・ 油切れ・・・ メンテナンス不足と診断されました・・・
調整して頂いたおかげで今では 『クルックル』 周ります。。。
さすが、『赤門』 を主席で卒業した土田君です。。。
年内には納車予定らしいので、
『亀山さん、修理が完了しました!!!』
の一報を心待ちにしています。。。
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亀山自動車板金塗装 キズ修理 へこみ修理 岐阜市
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