祝!退院 私の48PANヘッド。。。
先月初旬、私の宝物の一つのバイクを入院させました。。。
ブレーキの効きが甘くなり始め、車検に合格出来るギリギリの制動力だった為です。。。
特にフロントの効き具合が甘い・・・
ブレーキシューの交換をしないといけません。。。
さすがにこの作業は私個人では出来ない作業・・・
『ブレーキ』 という乗り手の命が係る部分なので 『二輪自動車整備士さん』 にお任せしました。。。
いつも面倒を見てくれるお店 『T・T・A』 さんに入院させ、オーナーの土田君を頼ります。。。
土田君も同じヴィンテージバイクが愛車。。。
年式違いですが同じ 『PANヘッド』 を所有しており、『PAN』 の知識が豊富なオーナーさんです。。。
今回の入院では、ブレーキシューの貼り付けを大阪の専門業者に依頼し、窯での焼き付けで貼って頂きます。。。
それに伴う部品交換もあり、米国から取り寄せるので退院予定は12月末と聞かされていました。。。
打ち合わせ通り12月末に退院の連絡を頂き、可愛い私の愛車を引き取りに行って来ました。。。
今回の入院ではフロントのブレーキシューだけで無く、リヤのブレーキシュー交換もお願いしました。。。
前後ブレーキシュー交換で、私の1年間の走行距離からすれば数キロ~数百キロなので、これからの10年はシューの交換が必要無いと思われます。。。
前後ブレーキシュー交換以外にも、動きが渋くなった進角の調整をお願いしました。。。
これは単純に 『ゴミの詰まりと油切れ・・・』
部品を外して潤滑剤やグリスを塗布すると、あら!不思議!!!
これまでの動きが一変します!!!
軽い捻りでクルックル。。。
信号待ちなどで進角を落とす時、これまでには聞く事が無かったハーレー独特の3拍子。。。
マフラーからの排気音がサウンドと変化し、心地好いリズムを私の耳に響かせてくれます。。。
また、アクセルの動きもサービスで調整して頂けました。。。
開閉が頻繁なアクセルワークなので、長距離走行だと右手首が辛いと感じていたので大助かりです。。。
交換された 『純正ブレーキドラム』 ・・・
1948年当時の純正部品なので、交換には躊躇いましたが・・・
ブレーキシューの当たる部分にクラックが入っています・・・
このクラック、表にまで達しています・・・
鋳物熔接での修理も考えましたが、シューの当たる部分なので変摩耗を起こす可能性も・・・
土田君と相談した末、交換を選択しました。。。
手に持っているのが、1948年当時の純正パーツ。。。
取り付いているのが米国製の社外パーツ。。。
表面のデコデコ感が無くなってしまいました・・・
リヤのドラムは異状無し。。。
シューの張り替えとスプリングの交換だけで済みました。。。
入院前に取外しておいた 『サドルバック』 を取り付けて、
これで元通り!!!
見た目には何も変わりませんが、乗り手が安心して走行できるバイクになりました。。。
これで走行中にストレスを感じる事無く、快適に乗る事が出来ます。。。
何れは息子に譲ろうと考えている私の愛車です。。。
10年以上先の事になりますが、それまでは私が面倒を見ていかないと。。。
ヴィンテージバイクなんだから、もっとマメにメンテナンスをしないとね。。。
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