山場を超える。。。
私は昨年の10月から歯科に通院し只今、治療の真っ最中です。。。
最初は左下奥歯の治療から始まりました。。。
私は歯医者さんが大の苦手です・・・
歯を削る時の甲高いモーター音、そして振動・・・
苦手と言うより怖くて、恐怖感があります・・・
それでも治療を進めないと・・・
担当の先生は患者想いのとても良い先生なので、恐怖に怯えながらでも私は何とか通院出来ています。。。
それでも治療の予約日が近づいてくる3日程前から、溜息の連発ですが・・・
左奥歯の治療が終わると引き続き、右下奥歯の治療が始まりました。。。
奥歯3本の治療です。。。
奥から2番目の歯・・・
治療が出来ない程、虫歯の進行具合が進んでいた為、今は抜いた状態です。。。
その間に1番奥歯、3番奥歯の治療です。。。
最初は比較的ダメージの少ない3番奥歯から。。。
数回の通院で終了します。。。
そして・・・
今回、最大の山場を迎える1番奥歯・・・
前回の治療後、
『亀山さん、次回は1番奥歯の治療に取り掛かります。。。 酷い状態ですので頑張りましょうね。。。』
『酷い状態って事は、たくさん削るの???』
『そうですね。。。 これまでより長い時間、削る事になると思います。。。 でも休みながら削って行きますので、安心していてくださいね。。。』
『1番の山場になるの???』
『そうですね。。。 頑張りましょうね。。。』
『先生・・・ 私、耐えれんかもしれん・・・』
こんな会話の後の今回の治療となりました。。。
治療前に麻酔をしますが、奥歯はなかなか麻酔が効きません・・・
3回の麻酔でようやく、治療が始まりました。。。
私は胸の上で掌を組み、お祈りをする姿勢で治療を受けます。。。
研磨機のモーター音、そして振動・・・
私の額には脂汗・・・
そして組んだ両手の掌は徐々に上に上がって来ます。。。
手にギュッっと握られたハンカチは、すでに皺くちゃです・・・
先生は何回もインターバルを計り、手を止めてくれて、私が落ち着くまで時間をくれます。。。
『まだ掛かるの???』
『今、半分位が済みました。。。 あと、もう少しですからね。。。』
そして再び治療が始まり・・・
何回か治療の進行具合を尋ね、
『もう少しの辛抱や!!! もう少し!!! もう少し!!!』
そして、
『はい! 亀山さん、もう削りませんよ。。。』
私は額の脂汗を拭うと同時に大きく安堵します。。。
まるで、小さい子に対する治療と同じだと思いました・・・
でも、これで1番の山を越す事が出来ました。。。
後は神経の掃除をして被せ物するだけ。。。
あまり近付きたくない歯科への通院も、もうすぐ済みそうです。。。
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