うちの娘は今、珠算２級です。。。

先月、１級の検定に初めて挑みました。

１級の検定試験を受ける数日前に、

『検定に合格しそう？？？』

『わからん・・・でも、見取算は自信あるよ。今日の練習、９０点やったもん！！！』

『へぇ～！１級の見取算が９０点！！！そりゃ凄いわ！！！他の乗算と除算は？？？』

『ナイショ・・・でも多分、無理やわ・・・』

『そうやな～。２級が合格して初めての１級の検定やで、まだまだ練習の時間が必要やな。。。でも見取算が９０点は凄いぞ！今度の検定が不合格でも、見取算が１００点やったら何かご褒美、考えたるわ。。。』

『え～～、９０点は？？？』

『１００点満点やで、ご褒美なんやぞ！！！何か欲しい物、あるの？？？』

『自転車、買って！！！』

『よ～し！１００点が条件やぞ！！！』

二人でこんな約束をしました。

 

そして検定試験当日。。。

試験を終えて帰って来た娘に、

『検定、どうやった？』　と聞くと、

『わからん・・・時間が足らんかった・・・』

『そっか・・・』

娘は、がっかりしているようでした。。。

 

それから数日後、検定試験の結果が発表されました。。。

『どうやった？？？』

『駄目やった・・・』

『そ～か～。。。点数は？』

『乗算が２０点・・・除算が６５点・・・』　『・・・』

『見取算は？？？』　『・・・』

『何点やったの？？？』　『・・・』

『何点やて！！！』　『・・・９０点・・・』　と言い残し、娘は自分の部屋へ・・・

９０点と点数を口にした娘の目には、涙が溜まっていました・・・

 

私には手が届かなかった１級の検定試験。

その試験で不合格という結果に終わった娘ですが、見取算で９０点という好成績を残しました。

ご褒美は１００点満点が条件だったけど翌日、そろばん教室の帰り、娘と二人で自転車屋さんへ。

『今日は、見るだけやぞ！！！』

『うん！！！』

何故か？もうすぐ家に新しい自転車が届きます。。。

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