フェアレディーZ S30 続き。。。
2014/07/08先日のブログ 『フェアレディーZ S30』 の続きになります。。。
前回の鈑金作業が終わり、引き続き 『塗装、仕上げ、組み付け』 といった作業の流れです。。。
鈑金作業で塗膜を剥いだ部分やパテの入った部分にサフェーサーを吹きつけます。。。
サフェーサー塗布は、上塗り塗膜の密着、腐食防止、パテの吸いこみ防止、ペーパー目などの細かなキズを埋める下地作業です。。。
サフェーサー処理には、空研ぎ、水研ぎと研磨する方法がありますが、自社では主に水研ぎで作業を進めます。。。
水研ぎの方が、修正部分のへこみ、歪みの具合が判りやすいからです。。。
『鈑金パテ、ポリパテ、サフェーサー研ぎ』 の下地作業は、とても大事な作業です。。。
この下地作業の出来で、その鈑金塗装工場の腕で良し悪しが判ります。。。
1度、修理がしてあるパネル・・・
一般の方が見ても、それ程気にはならないと思いますが、私達が拝見させて頂くと、 『なんじゃ、こりゃ・・・』 といった仕上がり具合のお車を多々目にします・・・
『こんな仕上がりレベルでお客様に納めたの???』
と、目を覆いたくなる様な仕事も・・・
なので今回の 『S30』 のボンネットには少し時間と手間を掛け、納車時にお客様を驚いて貰う、喜んで頂く仕上がり具合を目指しました。。。
下地処理の後は、塗装作業。。。
色を塗らない部分に養生をし、ボディーに塗られているシルバー色を再現調色した塗料を吹き付けて行きます。。。
今回の塗装作業・・・
私のタイミングが悪く、写真を写せていません・・・
塗装の工程を終え、強制乾燥させたパーツやボデー。。。
次は塗膜の仕上げ作業に入ります。。。
トップコートのクリヤー塗膜の肌の粗さや、ブース内に浮遊していた塵なブツが塗膜に乗ってしまった場合の処理をします。。。
塵やブツに細かなペーパーで研いだ後、ポリッシャーで磨きながら仕上げて行きます。。。
磨き作業も、粗さの違うコンパウンドを2~3種類使い分け、塗装したパーツ、ボデーを磨き艶を出して行きます。。。
仕上げ作業が済むと、次は 『組み付け作業』 となります。。。
鈑金作業の担当者が組み付けをし、取り外した部品、その部分に使用していたネジ、位置、隙間など慎重に作業をして行きます。。。
組み付け作業が済み、電気周りの点灯を確認すると最後は洗車。。。
その洗車が終わると、 『フェアレディーZ S30』 の修理は完了となります。。。
修理完了後の写真です。。。
先週末、お客様に修理完了の連絡を入れ、引き取りに来て頂きました。。。
満足といったニュアンスの言葉を、お客様から伝えて頂けます。。。
『ありがとうございました。。。』 の、お言葉も。。。
私の方こそ、『ありがとうございました。。。』 です。。。
少しでも困った方のお役に立てれて、いつも遣り甲斐を感じる瞬間です。。。
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亀山自動車板金塗装 キズ修理 へこみ修理 岐阜市
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