間違った一言。。。
以前のブログに、「邪魔なプライド」 があります。
その内容の方は、損保会社のアジャスターさん(AJ、修理金額査定人)です。
当人が昨年の暮れに、違う案件で事故修理車の立ち合いにやって来ました。
私と顔を合わせた途端、すぐに修理内容の打ち合わせを始めようとします。
私は、以前の出来事があるので修理内容の打ち合わせの前にアジャスターさんから、「社長、前の案件の時はご迷惑をお掛けして済みませんでした。」 の一言を待っていたのですが・・何もありません。
協定の件で修理工場に迷惑を掛けておいて、詫びを入れる姿勢が何も無いので私は、「今、目の前の案件をこのアジャスターさんと修理金額を協定する時、話が上手くまとまらないな。」と判断し、査定人を違う方に代わって欲しいとお願いしました。
その方は、「無理だ!」 と言うので、その方の上司に相談します。以前の案件の卑怯なやり方とその姿勢を説明し、査定人を代えて欲しいとお願いすると、「わかりました。」との御返事でした。
しかし、今日の午前中にそのアジャスターさんから電話が。
AJ 「暮れの案件の協定の件で電話したんやけど・・・」
私 「協定は、上司のOOさんとする事になっているのですが、聞いてませんか?」
AJ 「何も聞いとらんよ。修理金額やけど・・・」
私が提出した見積もり内容の話をしようとするので、
私 「違いますよ。協定はOOさんとします。」
AJ 「じゃあ!私とは協定が出来ないという事かね!!!」
私は呆れてしまいました。
以前の案件とは、そのアジャスターさんは私と現車を見ながら修理内容の打ち合わせをした時、メモをしないまま会社に戻り協定時に、「そこの修理は認められません!」 「そんな話はしていません!」 の一点張りです。挙句に修理をした私の所を飛び越して、元請け様に見積金額の減額を訴えていました。
先程のAJのセリフ、「私とは協定出来ないという事かね!!!」 は、間違ってない?
私と協定が出来なかったのは、あなたじゃないの???
一度電話を切り数時間後、上司の方から電話がありました。
修理金額を決めるのですが、その上司の方とは5分程度で双方が円満に協定出来ました。
話は少しズレますが、これも以前のブログ、「大河ドラマ 江 最終話」 に書いた私の修行は、「許す」 という行為ですが、なんでもかんでも 「許す」 という訳ではなく、許しを請う為に相手に何をするのか?で、「許せるのか、許せないか」 の判断になります。
許して欲しければ、謝る。謝り方は人それぞれですが、悪いと思っている事を相手に伝えないと、受け取り側は判断材料が無いので、「許す」 事は難しくなります。
「社長、悪かったね。。。」
「いやいや、こちらの方こそ、すみませんでした。。。」
こんな簡単な言葉で人の心はガラリと変わるんだけどね。。。
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