モラルとは。。。
私の会社の元請け様の1つが江南市にあります。
事故車の修理依頼があると江南市まで引き取りに行き、修理が済めば納車です。
元請け様のある江南市までの往復には、そこそこ時間を取られてしまうので堤防やなるべく空いている道を使います。
いつも21号から川島を経由して江南市に入ります。
昨年の暮れに元請け様から仕事の依頼があった為、事故車の引き取りに向かいました。
川島に入る最初の橋を渡り終えた信号を左に曲がり、堤防を走りました。
それまでは河原に雑草が沢山生えていました。
この風景をなんとも思わず、ただ走っていたのですが年の瀬という事でしょうか?雑草が刈られていて、いつもの堤防脇がとても綺麗です。
とても綺麗にされたお陰で木曽川も良く見えて、いつもの堤防を気分良く走れた事がありました。。。
ところが先日、その江南市の元請け様のところへ事故車の引き上げに出向いた時、とても残念な光景を目にしました。
私達、同業者がしてしまった事だと思うのですが、自動車の取り替えてゴミとなった使用済みバンパーがこの堤防脇に捨てられてありました・・・
それも一箇所に2,3本を、数か所に分けてです。
同業者の犯行だとは限りませんが、こういったモラルが守れない会社の代表者や従業員に腹が立ちます。と同時に悲しさも覚えます・・・
モラルに反する行為をしようとする瞬間、バンパーを投げ捨てる瞬間、後ろめたさは無かったのでしょうか?その人の良心は何も訴えなかったのでしょうか?
多分その人は昼の明るい時間に捨てたのではなく、夜の暗闇の中で誰にも見つからない様にキョロキョロしながら捨てたのだと思います。
そこの会社の従業員は、昨日まであった廃バンパーが無くなっている!どうしたんだろー?と、誰も言わなかったのでしょうか???
今時のバンパーの素材は、ウレタンゴムが主流なので腐って土に返る事は無く永遠とその場に有り続けます。永遠にゴミのままです。そんな事まで考えてはいないのでしょうね。自分の事、自分のところだけ良ければ・・・という考えだから。。。
この写真は私の会社の使用済みバンパーの山です。青い箱にこの廃バンパーやヘットライトやグリルといった廃プラスティックを入れて、正規の産廃業者にお金を支払って処理してもらいます。
この箱にはバンパーを切らないと入らないので、出来るだけ小さく切ってパンパンに詰め込みます。時間がある時しか切る事が出来ないので今は山積み状態なのですが。。。
しかし我々の仕事をする以上、産廃物が出るのは当たり前。この産廃物をお客様に返す訳にもいかないので、自社で処理をしてくれる所を探さないといけません。それが例え有料だとしても。。。
その事が出来ないのであれば、「この商売をする資格は無い!!!」 と思うのですが・・・
だってこの1部の会社以外は、みんなちゃんとモラルを守って商売してるもん!!!
亀山自動車板金塗装 修理 車検