私の会社は自動車の鈑金塗装業。なので工具が無数にあります。

今日はある元請け様より、｢修理して欲しい車があるから、引き取りをお願いできますか？｣　とお電話をいただき行って来ました。

そこの店長さんと修理内容の打ち合わせを済ませ、綺麗に整頓してある工具に目が止まりました。

そこのお店は整備士さんが６、７名で車検、整備を担当しています。店長さんによると個々に自分専用の工具、自分専用のキャスター付きの工具入れを所有しているそうです。工具の補充も個々で購入しているそうです。

そのメーカーが一流メーカーの物ばかりで、簡単には購入出来ない金額の工具、工具入れです。そこの整備士さん達の工具に対する意識の高さを感じました。

私は米製のバイクを所有しています。日本のミリ単位ではなく、インチ単位の工具になります。

会社にはミリ単位の工具は揃っているのですが、インチの工具は数える程度。

２０年近く前に初めて米製のバイクを手に入れた時から趣味の事なので、自分の小遣いの中からインチ単位の工具を少しづつ、少しづつ集めて来ました。自分だけの工具だと思うと愛着もひとしおです。大切に扱います。無くすなんて、もってのほか！！！

以前、整備中に１つの工具が無い為に、どうしても外せないネジがありました。そのネジを外さないと整備が先に進めずに困った事がありました。

その時、痛感させられました。

どんなに腕のいい職人さんが居ても、たった１つの工具が揃って無いだけで、１００％の仕事は発揮出来ない！　と言う事を。。。

その事を学んで以来、私の工具箱の工具は使いやすいように、きちんと整理、整頓されています。

今のところ、自分のバイクを整備、修理するのに不自由はありません。

今日は店長さんと工具のお話をしながら、自分だけの工具を揃え始めた時のワクワク感を思い出し、しばらく浸っていました。。。

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