僕、練習したもん!!!
2013/07/04仕事中、息子が私の所に来て 『父さん、ちょっと見とって!!!』 と、声を掛けて来ます。。。
『何???どうした???』
作業の手を止め、息子の後に続きます。。。
工場前の道路には、息子の補助輪付き自転車が置いてあります。。。
息子は左右の補助輪を外してしまうと、まだ自転車には乗れません。。。
ですが、私の目の前にある息子の自転車。。。いつもと微妙に補助輪の角度が違い、上がり気味になっています。。。
『僕ね~練習したんやよ。。。見とってね。。。』
そう私に言うと、自分の自転車に跨ります。。。
『見とってよ~。。。』
シートに座った息子の片足が、チカラ強く片方のペダルを踏み込みます!!!
『行くよ!!!せーの!!!』
漕ぎ始めはフラフラする息子の自転車ですが、スピードに乗り始めると車体が安定し、真っ直ぐに自転車を漕げるようになりました。。。
私は、『おっ!!!すげェ~!!!』 と、声が出ます。。。
私の前を通り過ぎ、その先でブレーキを掛けてUターンし、また私の前を通り過ぎます。。。
私は、『OOO!凄いぞ!!!いつの間に乗れるようになったんや!!!』 と、声を掛けますが、息子は嬉しいのか?調子に乗りUターンを続けます。。。
Uターン時のブレーキングがまだ上手に出来ない様ですが、漕ぎ始めから真っ直ぐに安定させて走る間に、補助輪が地面に擦る音が全くしません。。。
息子が補助輪無しで自転車に乗れました。。。
息子に、『ちょっと待っとれよ!!!』 と、言い残し、私は事務所のカメラを取りに走ります。。。
『OOO、父さん、びっくりやし嬉しいで写真撮ったるな。。。もう1回、自転車に乗ってみて。。。』 と、リクエストです。。。
『うん!!!見とってよ!!!』
上の写真は、『テイクⅡ』 の場面です。。。
写真を撮り終え、『もう、いいよ。。。』 と伝えると、息子は私の前で自転車から降ります。。。
『父さん、びっくりや!!!この前は補助輪が無いと乗れなかったのに、あれからすぐに乗れるようになっとるで!!!』
『だって僕、練習したもん!!!』
『そっか!!!父さんの知らない間に練習しとったんやな。。。』
『うん!!!凄いやろ!!!』
『凄い、凄い。。。誰に補助輪、上げて貰ったの???』
『爺ちゃん!!!』
『そうか!!!爺ちゃんに自転車に乗れるとこ、見せたったか???』
『まだ!!!』
『じゃあ、爺ちゃんに見せたらないかんな。。。』
『うん!!!読んで来る!!!爺ちゃ~ん!!!爺ちゃんて!!!』
息子は走って父を呼びに行きます。。。
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色々な事を覚え、これまでは息子の口から発せられる単語や言葉に驚かされる事が有りましたが、これからは息子の行動にも驚かされる事が増えると思うと、楽しみで仕方ありません。。。
私の夢の、『息子とキャッチボール』 。。。
これは、まだまだ先かな・・・
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