鈴鹿市から、メッキバンパー修理依頼。。。
2014/12/04先月下旬、1通の 『お問い合わせメール』 が届きます。。。
以前に自社が修理した 『ダッジバン』 のメッキパンパー修理のブログを読んで頂いた方からでした。。。
内容は・・・
『1972年式 VW PORSCHE 914-6 を所有していますが、リヤパンパーに凹みが3ヶ所もあり、気になるのですが修理は可能でしょうか???』
損傷の箇所や程度、凹みの大きさが書かれています。。。
ですが、実際に見てみないと修理可能か??? 不可能か???
判断が付きません・・・
その方は三重県鈴鹿市に住んでおられる為、早急に実車を見せに来る事が出来ません・・・
そこで、写メを送って頂きます。。。
ですがメッキに反射する周りの風景が邪魔をし、判断が出来ず・・・
そこで直接、電話でお話をさせて頂きます。。。
お客様の話と画像を照らし合わせ、損傷具合を把握します。。。
私は修理可能と判断します。。。
お客様は週末にお車を見せに来られました。。。
三重県鈴鹿市から運んで頂いた 『1972年式 VW PORSCHE 914-6』
『昭和47年』 のヴィンテージカーです。。。
私は初めて見るお車。。。
ボンネットには、PORSCHEのエンブレム。。。
リヤビュー。。。
修理個所は、メッキのリヤバンパーの3ヶ所の凹みです。。。
左端部、バンパーモールのすぐ下の部分の損傷。。。
内側への変形と線状の凹みが見られます。。。
中央左側、ナンバー横のプレスライン上に凹みが見られます。。。
そして、
リヤバンパー右の角に凹みが見られます。。。
お客様に各部分の修理方法をお伝えします。。。
『リヤパンパーを脱着し、ナンバー横と右角の凹みは裏側にドリーを当て表面をハンマリングで叩き出し凹みを少しずつ慣らしていきます。。。
ハンマリングでの修理となるので、表面の叩いた部分にはどうしてもキズが残ってしまいます・・・
ですが大切にされているお車なので、出来るだけ小さく目立たない様に頑張らせて頂きますが、宜しいでしょうか???』
『今より、凹みが目立たなくなるなら。。。』
『凹み具合は、大丈夫だと・・・ いや、大丈夫です!!!』
お客様から了承を得ます。。。
リヤバンパー左端部の修理方法を説明させて頂きますが、変形具合は修理出来ても、線状のキズは修理が出来ない事を伝えます。。。
ここも納得して頂けました。。。
そして修理費用をお伝えすると、
『そんな金額で良いんですか??? それなら・・・ このまま置いていきます。。。』
修理依頼となりました。。。
そこで修理完了後について打ち合わせとなります。。。
岐阜市近郊なら納車させて頂きますが、お客様は鈴鹿市の方・・・
近鉄で名古屋まで来られ、名鉄に乗り換えて新岐阜駅・・・
そこからバスか、タクシーで自社まで来て頂く・・・
わざわざ鈴鹿から・・・
仕事を依頼してくださったお客様なのに・・・
そこで私は、『鈴鹿までは無理やけど、近鉄の桑名駅までやったら、積載車でお運びしますよ。。。』 と伝えます。。。
『近鉄で行ける駅なので、そうしていただけると助かります。。。』
『じゃあ、修理が完了したら連絡を入れさせて頂きます。。。 岐阜駅まで送って行きますね。。。』
お客様を駅まで送る道中、
『私の所じゃ無くても、鈴鹿や三重県で修理してくれる所は無かったの???』 と尋ねます。。。
『私が、よう見つけんだけかもしれんけど、引き受けてくれる所が無くて・・・ メッキバンパー修理で検索したら、亀山さんのブログに辿りついてメールを送らせて貰いました。。。』
そんなこんなで、新岐阜駅に到着します。。。
お客様がドアを締める時、 『精一杯頑張らせて頂きます!!! 宜しくお願い致します!!!』 と挨拶。。。
私は帰社しながら、 『きっと縋る気持ちで自社を頼ってくれたんやろ~な~・・・ きっとお客様の宝物なんやろ~な~・・・ 期待に応えた仕上がりにしないかんな~・・・』
と考えての運転。。。
亀山自動車鈑金塗装の 『腕の見せ処』 です!!!
続きは後日で~す。。。
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亀山自動車板金塗装 キズ修理 へこみ修理 岐阜市
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