真央ちゃん コメント。。。
2011/12/13フィギュアスケートの浅田真央さんの母親が9日に亡くなりました。
開催地のカナダ・ケベックでGPファイナルに出場予定の真央ちゃんでしたが、急遽帰国。
ですが母親の最後には間に合いませんでした。
彼女の気持ちを考えると、可哀そうでなりません。
今日のスポーツ新聞に彼女のコメント全文が載っていたので紹介します。
応援してくださっている皆さん、スケート関係、及びマスコミの皆さんへ
この度は、大変ご心配をおかけするとともに、試合直前の欠場となり、大変ご迷惑をおかけしました。
最初ケベックで連絡を受けたときは、今すぐに帰りたい、という気持ちと、試合を欠場しても良いのか?という思いで複雑でしたが、すぐに帰国して良かったと思っています。
帰る飛行機の中では色々な事を考えましたが、きっとお母さんは自分が帰ってくるのを待っていてくれると信じて、ずっと祈っていました。
しかし、成田空港に到着してすぐにメールを確認すると、「ママは頑張れなかった」というお父さんからのメールを見て、涙が止まりませんでした。それでも、もしかしたら、と思い、名古屋の病院に駆けつけ、何度も「真央だよ!」と叫びましたが、やすらかな顔をしたお母さんは、やはり目を開くことはありませんでした。
でも、充分頑張ったし、もう、痛い思いをしないで済むんだ、と思うと、少しホッとする部分もあります。
この半年、容態が良くない時が時々あり、名古屋を離れる時は、いつもこれが最期かも、と思いながら出発していました。まだ、信じられない気もしますが、お母さんに今までより近くで見守られている気がします。
私たち姉妹にたくさんの愛を注いでくれたお母さんに、何度「ありがとう」と言っても足りません。
生前、家族で約束した通り、今後も自分の夢に向かって、やるべき事をしっかりやることが、お母さんも喜んでくれる事だと思い、今まで通り練習に励みたいと思います。
皆さん、今後とも応援よろしくお願いします。
浅田真央
母親の死から僅か4日後のコメントです。
容態急変の連絡を受けてから帰国するまでの真央ちゃんの心境や、
母親を亡くし、1番辛い状況にいるのに今後の前向きな姿勢まで、その時々の真央ちゃんの気持ちが判り易く書かれています。
エンターテイナーとして、多くの国民からの視線を集める彼女。
その新聞には、23日開幕の全日本選手権に出場とありました。
彼女は凄い!心が強くなった! と思います。
試合当日、会場からは他の選手より一層大きな声援と、割れんばかりの拍手が鳴り響く事と思います。
観客やテレビの前で応援してくれる方々に、今の真央ちゃんの精一杯の演技と、写真と同じ輝かしい笑顔を届けてくれる事を期待しています。
頑張れ!真央ちゃん!!!
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